Ichmy's VirtualPC

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NetBSDで遊ぼうのこーな

0.目次

1.このこーなーの概要

2.NetBSD とは

3.NetBSD のUEFIインストール

4.デスクトップで遊ぶには

5.日本語で遊ぶには


1.このこーなーの概要

2019年6月5日にNetBSDの新Ver 8.1がリリースされました。

これを記念し、各種仮想化ソフト上で NetBSD8.1 のインストール記事を書こうと思います。

いまのところ筆者の環境でのNetBSD の確認状況は

仮想化ソフト Addin 状況
VirtualBox × UEFI時はXorgに失敗
BIOS時はGuestAdditionsは未対応だが他問題なし
Vmware UEFI時はインストール後起動失敗
BIOS時は非ネット共有フォルダに失敗
クライアントHyper-V × 第2世代では起動に失敗
ネットはレガシーアダプタ要
QEMU 起動に失敗

2.NetBSD とは

NetBSD は、かつてカリフォルニア大学バークレー校で開発されていたBSD の子孫となるOSのひとつです

本項執筆時点での最新版は 8.1 で、インストールCDはここから日本のミラーを探して入手して下さい。


3.NetBSD のUEFIインストール

NetBSD でUEFIへのインストールにおいては、ブートローダーを手動でインストールする必要が

あるので解説します。 元ネタは公式Wiki

(0) 仮想マシンの作成

 今回は、仮想マシン作成時に、RAM 8GB、HD 32GBで作成した例題とします

 各自お好みで変更してかまいませんが、その際は後のパーティションサイズを変更してください

 UEFIのマシンの作成方法は各仮想化ソフトを参照。特にVmwareは注意

 クライアントHyper-V の方は、通常のネットワークアダプタは削除、レガシーネットワークアダプタにして下さい。

(1) まずはUEFIからインストーラDVDを起動

 インストール時の使用言語の設定、キーボード種類の設定までは通常なのですが

(2) インストーラから、シェルプロンプトへ抜ける

 次に通常「a Install NetBSD to hard disk」を選ぶところで、「x Exit Install System」を選んで

 シェルに抜けます

(3) ディスクのパーティション切り

 念のために、パーティションデータをすべて破壊します。

 # gpt destroy wd0 

 このディスクにはGPT無いよってエラーが出たら正解です。次にパーティション切り

 # gpt create wd0
 # gpt add -a 2m -l "EFI system" -t efi -s 128m wd0
 # gpt add -a 2m -l NetBSD -t ffs -s 21g wd0
 # gpt add -a 2m -l swap -t swap wd0

 ここでは3つのパーティションを切っています。サイズ等お好みで修正してください

  (a) EFI パーティション 128MB

  (b) Netbsd root パーティション 21GB

  (c) Netbsd swap パーティション 残り8GB

 以下のように結果を確認してください

 # dkctl wd0 listwedges
 /dev/rwd0: 3 wedges:
 dk0: EFI system, 262144 blocks at 4096, type: msdos
 dk1: NetBSD, 33030192 blocks at 266240, type: ffs
 dk2: swap, 22798336 blocks at 44306432, type: swap

(4) フォーマットと、EFIパーティション作成

 # newfs_msdos /dev/rdk0
 # mount -t msdos /dev/dk0 /mnt
 # mkdir -p /mnt/EFI/boot
 # cp /usr/mdec/*.efi /mnt/EFI/boot
 # umount /mnt
 # newfs -O 2 dk1 

(5) シェルプロンプトを抜け、インストーラーに戻る

 Ctrl-D をおすか、exitコマンドで抜けます

(6) インストーラーを進める

 インストール時の使用言語、キーボード種類を設定し、 「a Install NetBSD to hard disk」を選ぶ

 パーティション切ってもいいか?と聞かれるが、「b: Yes」を選択

(7) インストール先の選択

 インストール先を選ぶ画面になる。通常は「a: wd0」と選ぶところだが、

 「b: NetBSD (dk1@wd0)」を選ぶ。次の画面で念を押されるが、もう1回Yes

 さらに、既にswapあるみたいだがいいか?と聞かれるがYes

(8) インストールを進める

 ここから先は、以前までのインストールと同様に進めてください

 インストールするdistributionは、「a:Full instration」を勧めます。大した量じゃないので

(9) インストール後の設定画面にて

  「Enable installation of binary packages」を有効にしてください、

 設定が終わったら、シャットダウンし、DVDの設定を除去し、再度立ち上げ

(10) 再起動に成功したら、パッケージを最新にします。

 # pkgin update
 # pkgin upgrade

4.デスクトップで遊ぶには

(1) Xwindow を走らすには

 vmware/virtualbox/Hyper-V では、何もしなくても、$ startx で twm が立ち上がります。

(2) デスクトップ環境の導入

この状態では使いづらいので、 本家マニュアルを参考に デスクトップ環境 ( Xfce ) を入れます。

① 設定に失敗してハングする恐れがあるので、上記3(1)でsshd をONしていない人は/etc/rc.conf に以下

  追記して再起動、sshd でリモートログインできる様にしてください

 sshd=YES

② パッケージを最新にしたのち、xfce4のパッケージを入れます

 # pkgin install xfce4 fam

③ 各デーモン起動ファイルを作成

 # cp /usr/pkg/share/examples/rc.d/famd /etc/rc.d
 # cp /usr/pkg/share/examples/rc.d/dbus /etc/rc.d 

④ /etc/rc.conf に各デーモン起動指示の行を追加してください

 rpcbind=YES
 famd=YES
 dbus=YES

⑤ 各デーモンを起動してください

 # /etc/rc.d/rpcbind start
 # /etc/rc.d/famd start
 # /etc/rc.d/dbus start

⑥ X設定ファイルを作成してください

 まず、ひな形のファイルを自分のホームディレクトリにコピーしてきて

 $ cp /etc/X11/xinit/xinitrc ~/.xinitrc

 後ろの5行、twm & の行以下を消し、替りに、xfce4-session と書いてください

 $ startx で、xfce4 が起動するようになります

(3) GUI からログインするには

① ホームディレクトリに GUIログイン用 X設定ファイルを作成。

 $ ln -s .xinitrc ~/.xsession

② /etc/rc.conf にデーモン起動指示の行を追加してください

 xdm=YES

③ 再起動すれば、次回からGUIログインになります


5.日本語で遊ぶには

(1) 日本語フォントを適当に導入

筆者は以下導入しましたが、お好みで

 # pkgin install ipafont ipaexfont ja-sazanami-ttf vlgothic-ttf

(2) ブラウザを導入し、日本語化

① とりあえずfirefoxと、そのランゲージパックを導入

 # pkgin install firefox firefox-l10n

② firefoxを起動し、[Tools」→「Add-ons」を起動
 左の下から2番目の旗のマークをクリックしてLangagePackの選択画面にします
 ちょっと下の方までスクロールして、「Japanese Langage Pack」の右の緑のEnableボタンを押す

③ Firefoxのロケーションバーに「about:config」と入力し、「general.useragent.locale」の
 設定値を「ja」に変更

④ Firefoxの「編集」→「設定」→「コンテンツ」→「フォントと配色」でお好みのフォントを設定

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