VirtualBoxで遊ぼうのこーなー
0.目次
5.Guest Additionsのインストール方法について
1.このこーなーの概要
このこーなーではVirtualBox上でいろいろなOSを立ち上げるための Tipsを紹介する予定ですが工事中。
いまのところ筆者のVirtualBoxで立ち上がっているOSは
系列 | OS | Addin | UEFI対応 | 状況 |
---|---|---|---|---|
旧Win系 | Windows7 | ○ | 〇 | 問題なし |
WindowsXP | × | |||
Windows2000 | ||||
Windows98 | × | 問題多発、リンク先を参照 | ||
Unix系 | Ubuntu Groovy Gorilla | ○ | ○ | 問題なし |
Debian buster 10.7.0 | ||||
Fedora 33 | ||||
CentOS 8.3-2011 | ||||
open SUSE Leap 15.2 | ||||
Arch Linux(2020.04.1) | ||||
Oracle Solaris 11.4 | ||||
FreeBSD12.2R | UEFIで起動に失敗 | |||
NetBSD9.1 | × | |||
新Win系 (IE検証 イメージ) |
Windows10 | ○ | ○ | 問題なし |
新Win系 (評価版) |
Windows10 |
2.VirtualBoxについて
このこーなーでは米国オラクル社が開発している Virtualbox6.1.16(+extension pack)について報告します。
この Virtualbox は、昔は Sun が開発していたもので、Unix系ゲストの実行に強みがあります。
ダウンロードはこちらの公式サイトから(英語サイトです)
3.Hyper-V との共存ついて
VMwareでは正式対応になった掲題Hyper-Vとの共存ですが 筆者の環境で、まだうまく動きません
動きそうな気配はしているのですが、何か設定が不足しているようです
Hyper-V(WSL2)を入れている方で、VirtualBOXでも遊びたい方は、リンク先の方法で、Hyper-Vを一時停止してから遊んでください
4.UEFIへのインストール方法について
以前はvirtualbox のUEFI の実装にバグがあったが、現在では多くのOSで対応が済んでいる
念のため、対応方法の一部を以下に残しておく
(0) 各OS共通手順
① 仮想マシンの電源を切って、立ち上げなおすと、UEFI Interactive Shellの入力待ちに落ちます
② 以下入力すると、各OSが立ち上がります
Shell> fs0:
FS0:\> <<以下に示す各OSのブートコード>>
※ キーボードが101キー配列になるので、106キーでは「+」が「:」になり、「]」が「\」になります。
③ 無事 OS が立ち上がったら、端末を起動し以下入力
$ su
# <<以下に示す各OSブートコードのコピー>>
5.Guest Additionsのインストール方法について
Unix系 各OSへのGuest Addtions のインストールはちょっと面倒なので、自分用にメモをまとめます
(0) 各仮想化ソフトに共通する基本的流れ
① まずは、パッケージを最新にします
② 続いて、Guest Additionsのインストールに必要なパッケージを準備します(不要な場合もあります)
③ ゲストOS上のメニュー「デバイス」→「Guest Additionsのインストール」をクリックします。
自動的にGuestAdditionsのCDイメージがマウントされる
④ 端末を起動し、df にてCDマウント先を確認し、そのディレクトリ移動し、以下実行
$ sudo /bin/sh VBoxLinuxAdditions.run
上記①、②のあたりが各ディストリビューションにより異なるので以下説明します
(1) Ubuntu Groovy Gorilla
① パッケージを最新にします(super user で)
# apt-get update
# apt-get upgrade
② 続いて、Guest Additionsのインストールに必要なパッケージを準備します
# apt-get install dkms
(2) Debian buster 10
以前の版では最初から、GuestAddition 入ってましたが、buster ではGuest Additiinsインストール要
① パッケージを最新にします(super user で)
# apt-get update
# apt-get upgrade
② 続いて、Guest Additionsのインストールに必要なパッケージを準備します
# sudo apt install build-essential dkms
(3) open SUSE Leap 15.2
① パッケージを最新にします(super user で)
# zypper up
② 続いて、Guest Additionsのインストールに必要なパッケージを準備します
# zypper in gcc kernel-devel
③ インストール後、筆者の環境では共有フォルダーが自動ではマウントされなかったので
# mount -t vboxsf tmp /mnt/hgfs
※ なお、tmpは皆さんの環境では共有フォルダ―を作成した時につける名前にかえてください
※ /mnt/hgfs はご自身で適当に作成したマウント先の名前に変えてください
(4) Fedora 33
このバージョンのFedoraでは、最初からGuestAddition 入ってます、何もする必要なし
(5) CentOS 8.3-2011
① パッケージを最新にします
$ sudo dnf upgrade
② Guest Additionsのインストールに必要なパッケージを準備します
$ sudo dnf install epel-release
$ sudo dnf install kernel-devel kernel-headers gcc gcc-c++ dkms bzip2
(7) Arch Linux(2020.04.01)
VirtualBoxにArchLinuxをインストール、デスクトップ環境を構築する を参考にして導入
(8) OracleSolaris 11.4
① Solarisで遊ぼうのこーな を参考に GUI イ ンストールまで進めてください
② 上記方法でGuestAdditionsのCDイメージをマウントし、マウント先に作業ディレクトリを移動し以下を実行
# pkgadd -G -d ./VBoxSolarisAdditions.pkg
(9) FreeBSD 12.2R
BSD系ゲストには付属のGuest Addition は対応していないので、以下手順で入れてください
① FreeBSDで遊ぼうのこーな を参考にxorg インストールまで進めてください
② パッケージ virtualbox-ose-additions をインストール
# pkg install virtualbox-ose-additions
③ /etc/rc.conf に以下の行を追加
vboxguest_enable="YES" ← 追加
vboxservice_enable="YES" ← 追加
リブートします
④ xorg.confの再設定
# Xorg -configure でもって設定ファイルを自動再生成、(コンソールにて実行してください)
# cp /root/xorg.conf.new /usr/local/etc/X11/xorg.conf.d/xorg.conf
⑤ xorg.confのビデオカード節を以下の様に修正してください
変更前 : Driver "vesa"
↓
変更後 : Driver "vboxvideo"
VendorName "InnoTek Systemberatung GmbH"
BoardName "VirtualBox Graphics Adapter"
⑥ xorg.confのマウス節を以下の様に修正してください
変更前 : Driver "mouse"
↓
変更後 : Driver "vboxmouse"
⑦ FreeBSDで遊ぼうのこーな のデスクトップ環境の導入の項へお進みください
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