仮想化ソフトを比較するこーな
1.筆者の確認状況のまとめ
このこーなーでは各種仮想化ソフトでいろいろなOSを立ち上げる対応状況 を紹介する予定ですが工事中。
なお、このこーなーはWinなホストでいろいろなOSを動かす目的での評価、つまり動けば勝ち、の評価なので参考にならないかも...
いまのところ 筆者の環境での OS動作確認状況は、
Win母艦 | Mac母艦 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
系統 | OS | VirtualBox | VMware | Hyper-V | QEMU | Parallels | VMware-fusion | UTM |
旧Win系 | Windows7 | ◎ | ― | ― | ― | |||
WindowsXP | ○ | |||||||
Windows2000 | △ | |||||||
Windows98SE | × | |||||||
Windows98 | × | |||||||
Windows95 | × | |||||||
Windows3.1 | × | |||||||
日本語MSDOS6.2V | △ | |||||||
Unix系 | Ubuntu 24.10 | ☆ | ☆ | ◎ | ||||
Debian 12 bookworm | ☆ | ◎ | ☆ | ☆ | ☆ | |||
Fedora 41 | ☆ | ☆ | ||||||
Rocky Linux 9.4 | ☆ | |||||||
MIRACLE LINUX 9.4 | ☆ | ー(Armイメージ無) | ||||||
open SUSE Leap 15.6 | ☆ | ☆ | ||||||
Manjaro | ☆ | ◎ | ー(Arm用ISOイメージ無) | |||||
Oracle Solaris 11.4 CBE | × | ー(Armイメージ無) | ||||||
FreeBSD 14.2R | ◎ | ☆ | ◎ | |||||
NetBSD 10 | 〇 | |||||||
Android Marshmallow | ||||||||
新Win系 | Windows11 (検証イメージ) |
☆ | ― | ー(Armイメージ無) | ||||
Windows11 (評価版) |
☆ |
凡例:
☆=すべて問題なし ◎=アドインorサウンドorUSB の動作に難あるも他問題なし
○=アドイン無いが基本問題なし △=問題あるが動作する
×=致命的な問題 -=テスト不可 空白=未テスト
これらの中でいろいろなOSを走らせる本サイトの用途に向かないのは クライアントHyper-Vで、
クライアント Hyper-V では 音はならず、USBもコピペも不可ですが、 「それは仕様です」
(※拡張セッションモードが使えれば解消しますがWin10他一部OSのみ)
クライアントHyper-Vは 古いWindows系が走らないが、サポートOSじゃないので「それは仕様です」
クライアントHyper-Vは Unux系で非Netファイル共有(hgfs)が走らないが、「それも仕様です」
2.テスト方案
本サイトでは、上記星取表を作成するに当たって、以下のような事柄を確認しています
(1) 基本テスト方案
分類 | 確認項目 |
---|---|
CPU | ゲストOSに64bit版があれば64bit版で試す。 |
ドライバ | グラフィック画面表示 |
音が鳴るか | |
USB ディスク読み書き(win98SE~) | |
ネット | 外界へのping 飛ぶか |
外界へのnslookup参照 | |
インターネットブラウズ | |
ファイル共有クライアント機能(対 sambaサーバ、win系のみ) | |
リモートログインサーバ機能(sshd、ftpd、unix系のみ) | |
日本語 | 日本語フォント表示ができるか |
日本語IME入力ができるか |
(2) アドインのテスト方案
分類 | 確認項目 |
---|---|
ドライバ | CRT解像度がSXGA(1280x1024)に対応するか |
USB3経由でブルーレイディスクを読み込めるか | |
gpt形式のハードディスクに対応するか | |
共有フォルダ(Net非経由) | ホスト←→ゲスト間で相互に読み書き |
テキストのコピペ | ホスト←→ゲスト間で相互に読み書き |
ファイルのドラグ&ドロップ | winゲストでのみ確認 |
マウスカーソル | シームレスに移動 |
3.全般的な注意事項について
(1) ゲストOSのライセンスについて
仮想化ソフトは皆さんのパソコンの横に別のパソコンを作るようなものです
したがって、各ゲストOS毎にライセンスが必要ですので確保して下さい
ただし、各WindowsのOEM版は同時購入したハードと一緒でないので、ゲストOSとして問題とされるようです。
(2) ゲストOSの重複起動について
ゲストOSのインストール時のイメージを保存しておくと 同じディスクイメージを2重に起動することもできますが
MACアドレスが重複したりSIDが重複したりして不都合が起こりえます。
同時起動要であれば、できれば2台目以降も最初からインストールし 直してください
ライセンスも同時起動数をご用意ください
(3) ウイルス対策について
仮想化ソフトは皆さんのパソコンの横に別のパソコンを作るようなものです ←(しつこい)
したがって、各ゲストOS毎にウイルス対策も個別に必要です
4.筆者の動作環境について
ちなみにWin母艦はこんなHOSTで動かしています
コンポーネント | 内容 | |
---|---|---|
CPU | AMD Ryzen 3900X @3.8GHz ×12C24T | |
RAM | DDR4-3600 32GB | |
OS | Windows11 pro 64bit 22H2 | |
マザーボード | GIGABYTE X570 AORUS Pro | |
チップセット | AMD X570 | |
ネットワーク | Intel (10/100/1000 Mbit) | |
ビデオ カード | nVidia Quadro P620 | |
サウンド | ビデオカードのHDMI出力 | |
SSD | Corsair iForce MP600 1TB(NVME PCIe Gen4) | |
HDD | WesternDigital ST8000DM004(SATA 8TB) | |
光学ドライブ | PIONEER BD-RW BDR-211M(内蔵 SATA) | |
CRT | Sony BRAVIA FW-43BZ35F/BZ |
読者の皆さんも、Win10からUpされてもいいかもしれません。
また、Mac母艦は
コンポーネント | 内容 | |
---|---|---|
機種 | iMac mini M2 | |
CPU | Appleシリコン M2(3.5GHzx8core) | |
RAM | LPDDR5-6400MHz 16GB (増設不可) | |
OS | macOS Ventura 13.5 | |
SSD | 内蔵 | 512GB |
外部 | 2TB | |
Lan | ギガビットイーサ | |
光学ドライブ | 無し |