VirtualBoxで遊ぼうのこーなー
0.目次
5.Guest Additionsのインストール方法について
1.このこーなーの概要
このこーなーではVirtualBox上でいろいろなOSを立ち上げるための Tipsを紹介する予定ですが工事中。
いまのところ筆者のVirtualBoxで立ち上がっているOSは
系列 | OS | Addin | UEFI対応 | 状況 |
---|---|---|---|---|
旧Win系 | Windows7 | ○ | 〇 | 問題なし |
WindowsXP | × | |||
Windows2000 | ||||
Windows98 | × | 問題多発、リンク先を参照 | ||
Unix系 | Ubuntu 24.10 | ○ | ○ | 問題なし |
Debian 12 bookworm | ||||
Fedora 41 | ||||
Rocky Linux 9.4 | ||||
MIRACLE LINUX 9.4 | ||||
open SUSE Leap 15.6 | ||||
Manjaro 24.0-Wynsdey | ||||
Oracle Solaris 11.4 CBE | 音出しに失敗 | |||
FreeBSD14.1R | UEFI時、Xorgに失敗、BIOS時は問題無 | |||
NetBSD10.0 | × | GuestAdditions未対応 | ||
新Win系 (IE検証 イメージ) |
Windows11 | ○ | ○ | 問題なし |
新Win系 (評価版) |
Windows10 |
2.VirtualBoxについて
このこーなーでは米国オラクル社が開発している Virtualbox7.1.4(+extension pack)について報告します。
この Virtualbox は、昔は Sun が開発していたもので、Unix系ゲストの実行に強みがあります。
ダウンロードはこちらの公式サイトから(英語サイトです)
3.Hyper-V との共存ついて
VMwareでは正式対応になった掲題Hyper-Vとの共存ですが Ver.6.1.30から、Hyper-Vを生かしたままで動作可能になりました
以前の版で継続して遊びたいかたは、リンク先の方法で、Hyper-Vを一時停止して下さい
4.UEFIへのインストール方法について
以前はvirtualbox のUEFI の実装にバグがあったが、現在では多くのOSで対応が済んでいる
(1) 古いNetBSD(9.2以前) のUEFIモードでのDVDから起動手順
① DVDからUEFIで起動すると、UEFI Interactive Shellの入力待ちに落ちます
② 以下入力すると、FreeBSD/NetBSD のインストーラが立ち上がります
Shell> fs1:
FS1:\> \EFI\BOOT\bootx64.efi
※ キーボードが101キー配列になるので106キーでは「+」が「:」に、「]」が 「\」になります。
③ OSインストール後、HDDからの起動の時点では上記問題はなく、普通に起動します
5.Guest Additionsのインストール方法について
Unix系 各OSへのGuest Addtions のインストールはちょっと面倒なので、自分用にメモをまとめます
(0) 各仮想化ソフトに共通する基本的流れ
① まずは、パッケージを最新にします
② 続いて、Guest Additionsのインストールに必要なパッケージを準備します(不要な場合もあります)
③ ゲストOS上のメニュー「デバイス」→「Guest Additionsのインストール」をクリックします。
自動的にGuestAdditionsのCDイメージがマウントされる
④ 端末を起動し、df にてCDマウント先を確認し、そのディレクトリ移動し、以下実行
$ sudo /bin/sh VBoxLinuxAdditions.run
上記①、②のあたりが各ディストリビューションにより異なるので以下説明します
(1) Ubuntu 24.10
① パッケージを最新にします(super user で)
# apt update
# apt upgrade
② 続いて、Guest Additionsのインストールに必要なパッケージを準備します
# apt install dkms
(2) Debian 11 bullseye
以前の版では最初から、GuestAddition 入ってましたが、bullseye ではGuest Additiinsインストール要
① パッケージを最新にします(super user で)
# apt update
# apt upgrade
② 続いて、Guest Additionsのインストールに必要なパッケージを準備します
# apt install dkms
(3) open SUSE Leap 15.6 /(4) Fedora 41/ (7) Manjaro 24.0
このバージョンでは、最初からGuestAddition 入ってます、何もする必要なし
(5) Rocky Linux 9.4/ (6) MIRACLE LINUX 9.4
① パッケージを最新にします
$ sudo dnf upgrade
② Guest Additionsのインストールに必要なパッケージを準備します
$ sudo dnf install kernel-devel perl
(8) OracleSolaris 11.4
① Solarisで遊ぼうのこーな を参考に GUI イ ンストールまで進めてください
② 上記方法でGuestAdditionsのCDイメージをマウントし、マウント先に作業ディレクトリを移動し以下を実行
# pkgadd -G -d ./VBoxSolarisAdditions.pkg
(9) FreeBSD 14.1R
BSD系ゲストには付属のGuest Addition は対応していないので、以下手順で入れてください
① パッケージ virtualbox-ose-additions をインストール
# pkg install virtualbox-ose-additions
② /etc/rc.conf に以下の行を追加
vboxguest_enable="YES" ← 追加
vboxservice_enable="YES" ← 追加
リブートします
③ FreeBSDで遊ぼうのこーな のXorg導入の項へお進みください
④ 非ネット共有ホルダーのマウントは、以下の様にします
# mount_vboxvfs -w tmp /mnt
ここで、tmpは、皆さんの共有ホルダの名前に、/mntはマウントポイントに読み替えてください
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