Ichmy's VirtualPC

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日本語DOS/Vで遊ぼうのこーな

0.目次

1.このこーなーの概要

2.用意する持ち物

3.日本語DOS/V のセットアップ

4.Windowsから作るDOS起動ディスク


1.このこーなーの概要

このこーなーでは仮想化ソフト上で日本語DOS/V を 立ち上げるためのTipsを紹介する予定ですが工事中

仮想化ソフト Addin 状況
Vmware × 要Tipsだが問題なし
VirtualBOX
Hyper-V EMM386.exe がエラー、外すと起動するが
コンベンショナルメモリが圧倒的に不足する
QEMU 要Tipsだが問題なし
VirtualPC ○(VPC2004用)

2.用意する持ち物

あなたが古くからのパソコンファンで以下のものをお持ちでしたら インストールはすんなり行きます。

持ち物 筆者が用意したもの
(a) DOS インストールFD
MS-DOS Ver6.2V インストールFD
(b) CD-ROM ドライバ
Mitumi IDE-CDROM ドライバFD

お持ちでない場合でも何とかなりますので4章に進んでください。


3.日本語DOS/V のセットアップ

(1) Virtualマシンの設定

 設定は筆者はRAM 64MB Disk 2GB にしました。
 RAMは多すぎるとエラーでるらしい, Disk は 2GBが扱える最大なのでこの値を推奨。

(2) config.sysの設定

 筆者が試した範囲ではどの仮想化ソフトでも起動直後ブラックアウトするので
 config.sys を以下の様にして書き換えます。

① まずエディターの立ち上げ方

     ①再度セットアップFDから起動しますが、F3キーで中断 a:\>プロンプトを出す
     ②このときキーボードが英語モードとなることもありますがめげずに進めてください
      “:”を入力するにはshift+“;” あと“¥”は“]”キーです
     ③エディターは c:\dos のディレクトリにいますので移動
     ④c:\dos> edit c:\config.sys でエディター起動

② 次にconfig.sys の以下の箇所を書き換えます

    DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE NOEMS I=B000-B7FF  ←NOEMSオプション追記
    DEVICE=C:\DOS\JDISP.SYS /HS=LC    ←/HSオプションを追記
   これで日本語DOS/V が立ち上がりますのでリセットしてください
   ついでに autoexec.bat 中のsmartdrv.exeもコメントアウトしてください

(3) CD-ROMドライバの設定

 筆者はMitumi のドライバFDを持っていたのでそれをインストールした

 Win98/98SE/Meをお持ちの方は、それらのOSから起動FDを作成して OAKCDROM.SYSを取出しください。

 最後に memmaker でメモリ確保を忘れずに


4.Windows から作る DOS起動ディスク

(0) はじめに

この章では、日本語DOSインストールFDは持たないが、Windows95クリーンインストールしたいなどの理由で日本語DOSを入手したい方への情報をお届けします。

ここでは仮想PC上で仮想FDイメージを作る方法を説明しますが、実PCでも同様に出来ます

(1) Windows98 正式ライセンスをお持ちの方

Win98をお持ちの場合が一番簡単にすすむのでまずはこの場合から説明します

① 事前準備

 (a) いずれかの仮想PCに Windows98をインストールします

 (b) 仮想PCでは、実FD装置が無くとも、仮想FDをマウントできます。

   新規FDイメージを2枚分作成し、それぞれフォーマットしておいてください

② 起動ディスクの作成

 (a) 仮想PC上のWin98 を起動し、先ほど作成した新規FDイメージその1をマウント

 (b) コントロールパネルから[アプリケーションの追加と削除]-[起動ディスク] -[ディスクの作成]を実行

 (c) 途中ディスクの交換を要求されるので、新規FDイメージその2をマウント

 (d) このままでもOKなのですが、要らない機能満載のメタボFDなので次項で調整

③ 起動ディスクの調整

 上記②で作成したディスクは、メモリ不足でフォーマットコマンドが動かないので以下中身を調整

 (a) これから、システムファイルを扱うので、エクスプローラを以下のように設定する

   [表示]→[フォルダオプション]→[表示]で、[すべてのファイルを表示する]を設定し、

   [登録されているファイルの拡張子は表示しない]をはずす

   下記作業が完了ののち    [表示]→[フォルダオプション]→[表示]で、[規定の設定に戻す]を押す

 (b) 仮想PC上のWin98 を起動し、先ほど作成した新規FDイメージその1をマウント

 (c) FD内の config.sys をメモ帳で以下のように修正

    BUFFERS=20
    FILES=40
    DOS=HIGH,UMB
    REM COUNTRY=001,437,COUNTRY.SYS
    DEVICE=HIMEM.SYS /TESTMEM:OFF
    DEVICE=EMM386.EXE NOEMS I=B000-B7FF
    DEVICEHIGH=BILING.SYS
    DEVICEHIGH=JFONT.SYS /MSG=OFF
    DEVICEHIGH=JDISP.SYS /HS=LC
    DEVICEHIGH=JKEYB.SYS /106,JKEYBRD.SYS
    DEVICEHIGH=ANSI.SYS
    DEVICEHIGH=OAKCDROM.SYS /D:OEMCD01
    LASTDRIVE=Z

 (d) FD内の autoexec.bat をメモ帳で以下のように修正

    @ECHO OFF
    LH MSCDEX.EXE /D:OEMCD01

 (e) 以下のファイルは不要なのでFDから削る

  aspi*.* bt*.* ebd.sys extracy.exe Drvspace.bin Flashpt.sys Findramd.exe ramdisk.sys Setramd.bat

 (f) 一部不足するファイルを c:\Windows もしくは c:\Windows\Command から FDに持ってくる

  country.sys : 国別情報ファイル。一部の英語版プログラムに必要

  emm386.exe : メモリマネージャ

  format.com : フォーマットコマンド

  mscdex.exe : CDROM アクセス用

  edit.com、edit.exe、edit2.exe : エディター

 (g) 以上で完成です。なお、FDその2は使わないので消してください



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